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アイデア名:ETC車載器用電源スイッチ
 
概要:
  先日ETC車載器を取付けましたが、エンジンスタート時に毎回音声案内があります。
 普段は一般道のチョイ乗りが多いので、少しうるさく感じるようになりました。これを解消するため、
 電源スイッチを設けることにしました。
 ※ETC車載器本体とアンテナについては通常通りの取付けとなるため、概要のみ記載します。

 購入したETC車載器は下記のものです。
  (1)三菱重工 MOBE-500(税込13,800円)
  (2)セットアップ料金(税込2,625円)
  (3)取付け料金は、自分で取付けたので不要(取付けてもらうと、税込5,250円)
 以下に付属部品一式の画像を付けます。(出展:三菱重工のETCホームページより)
  MOBE-500の付属品

1.ETC車載器の取付け
取付手順:
 1)ETC車載器本体とアンテナの取付け
  通常通りですので詳細は省略させていただきますが、以下に概要写真のみ掲載します。


 2)オーディオA'ssyの外し方と、オーディオカプラからのACC(+)の取出し方
  スクレーパーを使用して、クラスターリッドC(天板の小物入れやオーディオ枠を含む)を外します。


 3)カセットデッキの取付けビスを外してデッキを引抜くと、オーディオカプラが出てきます。

  ACC(+)の引出し工事は、「クラリオン株式会社/サポート/車速信号情報」のページで
  オーディオカプラのACC(+)のピン番号(線の色)情報を入手すれば、大抵は自分でできます。
  ボデイーアース(−)も適当な取付けネジから取ればOKです。

それでは、本題の「ETC車載器用電源スイッチ」について、詳細に報告します。
2.「ETC車載器用電源スイッチ」の取付手順
購入部品:

 (1)パイロットランプ(DC12V LED式赤):余り物を使用(購入した場合は、400円〜500円程度)
  管理人は、これらのパイロットランプをなぜか大量に所有している。(購入時期、価格は不明)
 (2)トグルスイッチ(2P):300円

準備する道具:
 (1)木工(プラスチック)用Φ8mm用とΦ12mm用のドリル刃
 (2)リード線(0.75sq、耐熱HVSF-B種105℃)
 (3)ボンド(スイッチ類のネジの回り止用)と電気絶縁ビニールテープ
 (4)配線材料(絶縁被覆付圧着端子、ワイヤーステッカー、配線バンドなど)


 (5)スクレーパー(クラスターリッドを外す時にあれば便利です。無ければマイナスドライバーでも可。)
 (6)充電式電動ドリルドライバー(車の周辺で作業するため、充電式を選定)
 (7)はんだコテ(40W)とヤニ入り糸はんだ(無ければこの機会に購入してください。ダイソーなら安い。)
 (8)電気テスター(無ければ購入してください。電気工作には最低限必要です。)


製作手順:
 1)スイッチ類の前工程

  まず、トグルスイッチとパイロットランプにリード線をはんだ付けする。
  (+極側は、熱収縮チューブか電気絶縁テープで絶縁処理しておく。)

 2)トグルスイッチとパイロットランプの取付け
  クラスターリッドCの外し方は、取付手順:1.の1)と2) をご参照下さい。
  (1)スイッチキャップを取外す。(今回は、空いているスイッチキャップを利用した。)
  (2)トグルスイッチ(Φ12mm)とパイロットランプ(Φ8mm)の取付け穴を加工する。

  (3)トグルスイッチとパイロットランプを取付ける。(ネジ部に回り止めのボンドを施す。)
  (4)以下の回路図を参考にし、結線(配線)する。
  (5)それぞれを、元に戻して完成(スイッチONとOFFでパイロットランプとETCの動作を確認)


3.完成図(使用状況)と簡単な回路図を付けておきます。


自己評価:80点
  今回は、ETC車載器を取付けてからの改造となりましたが、一般道のチョイ乗りの時などに、
 エンジンスタート毎のETC音声案内が無くなり、非常に快適です。
 皆様もチャレンジしてみてください。

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