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HOMEアイデアの紹介【アイデア自作品】(page1)自転車LEDライト用防水電池ボックス

アイデア名:自転車LEDライト用防水電池ボックス
 

概要:
  100円ショップで購入できる自転車LEDライトは、アルカリ単4乾電池3本用のものが多い。
 公称連続点灯時間は10〜20時間程度のものが多いですが、実用的な使用時間は概ね10時間
 程度以下ではないでしょうか。(初期照度からの光束低下が大きい。)
  管理人的には、意外と電池の持ちが悪いのと電池代もバカにならないと感じていました。
 今回のアイデアは、乾電池のサイズを単4から単3に容量アップし、外付け防水ボックスに
 入れてサービス性を向上させたものです。
 (ちなみに単3乾電池の容量は単4の約2.5倍となりますが、100円ショップでは両者共同価格)

購入品:
 (1)サラダBOX(弁当箱):110円(ダイソー)
 (2)ELPA電池ボックス(単3×4本 6V用)2個:218円×2個(コーナン)
 (3)シールドクリップ小(2個入):173円(コーナン)
   いわゆるワニ口クリップのことだか、ダイソーでは110円だった!
 

 (4)スピーカーコード(0.3mm2×2)3m:52円×3m(コーナン)実際には2m程度使用
 (5)ナット付ひーとん(M4サイズ3本入):173円(コーナン)実際には2本使用
 

準備する道具、配材:(全て、管理人宅の常備品)
 (1)はんだコテ
 (2)電工ペンチ(ギボシ用)ワイヤーストリッパー付
 (3)四つ目きり
 

 (4)セメダイン スーパーX
 (5)エポキシ樹脂ボンド(2液性)
 (6)スポンジパッキン(両面テープ付)エプトシーラーがベスト
 (7)配線結束バンド(インシュロック)中サイズ
 (8)その他、両面テープ、配線材料(ギボシ、直線圧着スリーブ)、六角ナット(M4)、糸はんだ等
 

製作手順:
 (1)サラダBOX本体(防水電池ボックス本体)にナット付ひーとんを取付ける。
   本体はやわらかい樹脂なので、穴あけは四つ目きりで十分です。
   今回は強度アップのため、手持ちの大径ワッシャーを使用しました。
   エポキシボンドで緩み止めと防水処理を行います。
 

 (2)サラダBOX蓋(防水電池ボックス蓋)にリード線貫通加工を施します。
   リード線貫通部は白シールパッキン部に一部切り込みを入れてあります。
   セメダイン スーパーXで固定します。(接着剤がある程度固まるまで数時間程度蓋を閉めておきます。)
  注)セメダイン SURER Xは、完全硬化までに24時間以上必要です。
 
   (ちょっとマニアックだったかな!?)

 (3)内部電池ボックス(単3×4本)を2個両面テープで貼り合わせます。
   回路は単3×4本=6Vを並列回路にします。(電池を8本入れて6V)
   また、今回は4.5V用LEDライトなので、電池1本をバイパスできるように工夫してあります。
  (ワニ口クリップで電池1本をバイパスできるようにし、6Vが必要な場合は、ワニ口を外して
   電池を1本ずつ追加します。)
 
   (かなりマニアックだったかな!?)

   後は、内部電池ボックスの周りにスポンジパッキンを貼って、耐振動性を向上させます。
   最後に単3乾電池6本を入れて(ワニ口クリップで1本分をバイパス)内部電池ボックは完了です。
 

 (4)LEDライトを外部電池仕様に改造します。(ちょっとマニアックかな!?)
   電池ケースの4.5Vが出る端子を見付けて、リード線をはんだ付けします。
   リード線はLEDライトの下面から出してください。(はんだコテの先端で溶かして穴をあけます)
 
  ←はんだコテで溶かして穴を開ける。↓
 

 (5)自転車に取付けます。(完成図)
   配線結束バンド(インシュロック)を使用して、防水電池ボックスをフレームの
   邪魔にならない所に取付けます。
   LEDライトは元の位置に取付けますが、防水電池ボックスからの配線が必要となります。
 
  ←配線結束バンドを使用

自己評価:75点
  今回の自転車LEDライト用防水電池ボックスの自己評価は高いです。(90点をあげたい。)
 ただし、ちょっとマニアックな部分が多いのと、少し不格好なので、75点にしておきます。
 新たにかかった費用は、アルカリ単3乾電池6本を含めて1,200円くらいでしょうか。
 また、電池の持ちは2倍以上になっていると思います。
  注)100均のLEDライト自体は非防水のため、雨の日にはご注意ください。
 自作した電池ボックスの方は、パッキン付お弁当箱なので一応の簡易防水は取れています。


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