さて、毎年恒例の家電製品の初売り折込広告チェックですが、管理人の視点で今年の
家電業界を勝手にリサーチしています。（EDION、K's、Joshin、YAMADAの４量販店）
　広告の大きさは、４社共新聞紙と同じ大きさのＢ１サイズ（全切）でした。去年より
は立派です。今年は生活家電がいつもより強調されている印象です。ＰＣ、デジカメ、
液晶ＴＶといった広義の情報機器は、どちらかといえば控え目な構成です。この現象を
見て言えることは、スマホの台頭はもとより行き渡り感が強くあります。そこへ持って
きてＡｍａｚｏｎなどの価格だけでなく、きめの細かい通販サービスの向上があります。
（確かに価格差は大きい。）代わって生活家電の方は、景気の低迷感より、買い替えが
控えられていた所を、アベノミクス効果で若干の前向き感が出てきたように思います。
家電量販店の広告は如実に景気を反映しているように感じてなりません。
　全体的に見て、まだまだデフレ感はありますね。企業努力や海外生産で製造原価が押さ
えられていることもありますが、まだまだ安売りは続くような気配があります。
　２０１７年４月からの消費税１０％のこともあり、家電業界は益々厳しくなりそうです。

Ｐ．Ｓ．
　家電マニアの管理人は、中古品に走りそうです。ところで、中古品を個人から仕入れる
リサイクル店は、消費税は個人に支払ったことになっているようですね。なんか腑に落ち
ませんが・・・。それならリサイクル店は全て税込みで販売して欲しい気がします。