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HOMEアイデアの紹介【加工・修理方法】車のへこみをパテ埋め修理(塗装)

アイデア名:車のへこみをパテ埋め修理(塗装)
 

概要:
  車のへこみは自分で修理することができます。プロ並に修理することも可能ですが、
 時間と費用が掛かりますので、今回は応急処置の例を報告します。
 車種は知人の日産サニー(2003年式?)のセダンで、部位はトランクの角部です。

購入部品:
 (1)厚づけパテ(SOFT99):1,000円前後(150g)
  今回はへこみが2cm程度ありましたので、厚づけ用(硬化剤との2液タイプ)を購入しました。
 (2)カラーペイント(スプレー塗料):1,000円前後
 

準備する道具:
 (1)マスキングテープ
 (2)工業用アルコール
 (3)耐水サンドペーパー(#100番と#600番又は#1000番)
 (4)研磨具(中目)NT DRESSER M-20(1,000円程度)
  この目詰まりしにくいヤスリは絶対にあった方が便利です。
 (5)新聞紙と水(バケツ)、およびウエス
 

作業手順:
 (1)まず、へこんだ部分+周囲5cm程度の外側を養生する。
 (2)へこんだ部分にサンドペーパー(#100番)で荒らす。
  このとき、もし出っ張った部分があればハンマーで叩いておく。
 (3)工業用アルコールでキレイにする。
  注)塗布前には脱脂することが重要です。
 (4)厚づけパテと硬化剤を混ぜて準備し、付属のへらで塗り付ける。
  注)少し多めに塗り、膨らみを持たせる。(乾燥後に削って成形する。)


 (5)硬化後(このパテの場合1時間後)に、ヤスリで成形する。
  まず研磨具(中目)で荒削りし、#100番から#600番(#1000番)へと目を細かくしていく。
  #600番以上の時は水を含ませて水研ぎする。
 (6)ウエスで水分と汚れを拭き取り、最後に工業用アルコールで拭き取る。
  注)塗装前には十分に脱脂することが重要です。
 (7)少し乾燥後、スプレー塗料を施して完了です。

 備考)プロ並に仕上げたい方は、(5)の後で再度パテをうすづけして修正し、(7)塗装の前に
    プラフサ(プライマーサーフェサー)を塗布して塗装下地を整える。
    上塗り塗装後に、旧塗膜との境目にボカシ剤スプレーを施す。

【参考資料】
  ・SOFT99 補修ナビ/大きな(ボディー)

自己評価:70点
  応急処置としては、この方法で十分だと思います。作業時間はトータルで2時間です。
 応急処置とは、廃車が近い車や、(へこみ部分を取り替えるための)中古部品が出るのを
 待っている時などです。以上、ご参考まで。

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