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アイデア名:お風呂の防水ボックス
 
概要:
  お風呂の浴室内で電子機器(ラジオ、テレビ、CDプレイヤー等)を使用できたらよいと思い
 防水ボックスを自作しました。
 購入部材のほとんどは100円ショップで購入しました。(一部の部品のみホームセンターで購入)
 ポイントは透明ケースの気密性で防水を取るのではなく、観賞魚用エアーポンプで内圧を上げ、
 水や湿気の進入を防止したことです。

購入部品:
 (1)透明小物箱(200mm×130mm×58mm):100円
 (2)観賞魚用エアーホース(5m):100円
 (3)プラスチックジョイント(5個入):89円
 (4)ベークブッシング(ハブ16サイズ、2個入):189円


 (5)指サック(Lサイズ、15個入):100円
 (6)取手金具:100円
 (7)ドリルビット(直径21mm用):100円
 (8)ゴムバンド(#270、折径100mm×幅6mm、100g):100円
 (9)観賞魚用エアーポンプ:余り物(購入すれば1,000円程度)


準備する道具:
 (1)電動ドリルドライバー(無断変速、クラッチ付)
 (2)バスコーク(シリコンコーキング剤)
 (3)エポキシ樹脂系(2液タイプ)の接着剤
 (4)ドリル刃(直径4.3mmと直径5.0mm)


製作手順:
 (1)ベークブッシング用の穴を2箇所空ける。
 【ポイント】このブッシングの下穴は、直径22mmの加工を指定してあるが、
  ハブ16(G1/2)の外径は21mm弱である。よって、ドリルビットは直径21mm用で加工する。
  この方が隙間が少なく防水性も良くなる。
 (2)ベークブッシングに指サックを取付け、(1)bの箱に取付ける。


 (3)取手金具用(M4取付ビス)の穴(直径4.3mm)を2箇所ドリルで空け、取手にバスコーク
  (シリコンコーキング剤)を塗布して取付ける。
 (4)プラスチックジョイント用の下穴(直径5.0mm)を空け、エポキシ樹脂系(2液タイプ)の接着剤で
  しっかり接着する。
 (5)この透明箱には、蓋を固定する留め具がないため、ゴムバンド2本で固定して完成した。
  (観賞魚用のポンプは、以前金魚を飼っていたときのもの)


 (6)操作性のテスト
  操作用スティック(弁当箸)を製作して試験した。
  実は指を入れて操作するつもりだったが、小指も入らないためスティックにした。
  ベークブッシングのサイズを一つ大きくする必要がある。(ハブ22サイズ)
 (7)エアーをチャージしながら、防水シャワリング試験を実施した。
  試験の結果、一滴も内部には入っていない。


 (8)使用状況
  エアーホースは、脱衣場から浴室に引き込むことになる。
  風呂の扉のパッキンが分厚いので、扉を閉めても少し締め付けられるだけで、
  エアーチャージは良好だった。

 注)観賞魚用エアーポンプのエアー吐出量について
   今回は、1.0L/分の吐出量のものを使用した。
   透明小物箱の容積(1400cc)に対しては、限界だと思う。
   これ以上大きな箱を使用する場合は、これより大きいポンプを使用してください。
   容積比率で考えてください。(1.0L/分、1.5L/分、2.0L/分、3.0L/分、4.0L/分)
    
           エアーポンプの例

自己評価:70点
 総費用878円で製作できているので、かなりいけている方だと思う。
 (ドリルビットなどは今後も使用でき、部材もかなり余っている。)
 製作時間は2時間程度であった。
 反省点として、中に入れる電子機器の音量をMAXに近付けないと、音量が小さい。
 今後の展開として、防水スピーカーを取付けるか、振動膜を設ける等の改良が必要と考える。

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